黒ビール
深みがあり、香りの余韻がある黒ビール。
ゆっくり味わいたいときに飲みたくなるのが黒ビールですよね。
よく、目にするスタウトという言葉。黒ビールを英語言ってんのかなと思ったら違うのです。
まず、黒ビールとは簡単に言うと濃い色、黒色のビールの総称です。
そして、スタウトとは黒ビールのなかのスタウトという種類。
実は、黒ビールにも種類がありスタウトやシュバルツ、ポーターなど作りかたなどによって分類されてるんですね。
日本の大手で言えばキリンはスタウト、アサヒは黒ビールとの表示ですね。細かくいえば違いがあるのですね。
では、スタウトとは上面発酵した黒ビール。
ちなみに、アサヒは下面発酵した黒ビール、ちなみにシュバルツと呼んでますね。
醸造は、スタウトはエール系。シュバルツはラガー系。
なので、味わい的にはスタウトは香りが強く、シュバルツは飲みやすさのなかに香りがある感じですね。
そもそも、なぜあの黒さなのかというと焦がした、ローストした、モルト(麦芽)を使用しているからなのです。
だから、香ばしい香りがするのですね。
ただ、ローストしたモルトだけでは発酵する事ができないので、通常のモルトとまぜてつくります。ローストしたモルトの比率は20%ほど。
割と少ない気がしますね。
理由を知ると更に美味しく、飲み比べがしたくなりますね。